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悲しい性行為

「んっ…あぁっ…ゆっ…ゆうたぁっ!」 俺とさくらは身を重ね、共に激しく揺らいでいた。 「っ…なっ…なに?」 必死に声を出す。こんなことをしているのには、訳がある。 「あのねっ…私ねっ…」 「あなたと別れなきゃいけなくなったの…」 驚いた。なんでだろうか…愛し合っていたのに。 「なんで…?」 王道の質問返し。彼女はこの質問にゆっくり答えていく。 「私っ…そろそろ体が限界でっ…消えそうでっ…!」 何の話か全くわからない。消える?なんで… 「私っ…"人間じゃない"のっ…」 「えっ…?」 人間じゃない?どう言うこと…? 「私は宇宙から来た生物…20年近くこの地球(ほし)で過ごしたっ… そして私は恋をしたっ…あなたにっ… 恋をしてはならないのにっ…いつの間にか両思いでさっ… 付き合ってしまってっ…監視をしているものに見つかってっ… 帰って来いって…」 今日見た夢と全く同じ…彼女は宇宙人だって。帰らなきゃいけないって。 「最後にさっ…あなたのぬくもりを感じたいのっ…」 「それってっ…」 「しよっ…」 性行為をするのが一番ぬくもりを感じる。 嫌でも体が触れ、いつも以上に体温が上がる。愛を確かめる行為でもある。 性行為は子孫を残す行為だが、別れの挨拶にもなるのだ。  そんなこんなで今、共に身を重ね、激しく身を揺らいでいる。 「んっ…あぁっ…ゆっ…ゆうたぁっ!」 涙を流し、口から唾液を流している彼女からそんな声が聞こえた。 「っ…なっ…なに?」 答える。だってこれが最後…なんでもしてあげたい。 「これでイったら私は消えちゃうっ!」 「っっっ!」 「でも止めないでっ!もっと感じさせてっ!」 イクと消えてしまう。そんなことはさせたくはなかった。でも これが最後なんだから、感じさせてあげたい。 「もっとぉっ…おくぅっ!あぁっ!イぐぅっ!」 本当にイきそう。彼女の中がギュッと締まる。 「キっ…キスぅ!したいっ…ゆうたっ!」 「いいよっ…」 そう言って唇を重ねる。これも最後… 「んっ…んんっ…!」 イきそうな声…。可愛いっ… 唇を離した瞬間、俺はイった。彼女も同時にイった。 「はぁっ…はぁっ…」 俺は疲れて、彼女の首元に顔を近づけた。
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