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香水

俺たちが付き合っていた頃の思い出話をしていたらいつの間にか 午前4時。そろそろ帰らなければ旦那さんに見つかる。 「帰りたくないなぁ…」 そんな声が聞こえた。 「いつ会えるかもわかんないし…」 「俺はいつでも…!」 すぐにそう答えた。だって会いたいから 「ありがとう。でも、私がダメなの。今日はたまたま旦那が仕事で帰らないから 会えただけ。それ以外はもう…」 「そんな…」 いつでも会えると勘違いをしていた。だから涙が出てきそうになってしまう。 「あのさ…」 俺の口が勝手に動く… 「奈々美、香水持ってる…?自分が使ってるやつ…」 変なことを聞くなぁ俺は… 「あるけどなんで…?」 「匂いならいつでも残るから。だから、お互いのをつければ、いつでも 一緒にいれるんじゃないかなぁって思って。」 そう言うこと。匂いならいつでも一緒。 「いいね。それ。」 彼女ものってくれた。 そして互いに香水を付け合った。
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