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愛を伝える

女を見つけるのは案外簡単だった。 僕たちは嫌なことがあると必ず『白鳥の湖』と呼ばれるところに来る。 そこで気分を休めるのだ。 そこにいたのが、ルクスという女。 四人は一気に近づいた。 「君だけ 愛してる」 そう言ったのはセンラ王子。 湖の前で手を繋いで言った言葉。 「誰より 愛してる」 そう言ったのは坂田王子。 湖を見ながら耳元で囁いた。 「本当に 愛してる」 そう言ったのは志麻王子。 花を捧げて膝をついて言った。 そして次はうらた王子…だったのだが 「私、日が暮れるまでに帰らないと」 と言われ、帰ってしまった。 そう、ルクスはラリスの姉。だから帰らなければならなかったのだ。 結局うらた王子は愛を伝えることができなかった。
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