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第20話 「情景の表現(情景描写)」について

主人公がいる場所を読者に伝える事は、とても大切なポイントです。 情景描写をおろそかにして話を進めてしまうと、読者の周りのイメージが曖昧なままになってしまい、今どんな場所にいるのかわからなくなり、どんどん意味がわからなくなってしまいます。 また、場所をしっかりと表現する事で、主人公の行動に説得力が出たり、読者も感情移入をしてくれます。 主人公が足元に注意しながら一歩一歩慎重に足を進めていても合、情景描写がないと何をしているのかわかりません。 ですが、 『少しでも足を踏み外せば、即死は免れないであろう高さの断崖絶壁を、右手で岩肌をつかみながら、足1つがやっと乗る到底道とは言えないような場所を進んでいる。 見てはいけないと思いつつも地上を確認してみると、かすむほど遥か遠くに川が流れているのが見えるが、さすがに落ちて「下が水で助かった」では済む事はない事は試さなくてもわかる』 というように表現すると、地上何百メートルほどの高さにいて、「落ちたらどうやって助からない」という事を読者に伝える事ができます。 表現一つで高さの印象も変わります。 自分のイメージが、ちゃんと読者に伝わる表現の仕方を考えてみましょう。 ただし、曖昧すぎる表現をしてしまうと、人によってイメージに大きな差ができてしまうため注意が必要です。 例えば、「落ちたら死にそうな高さ」と表現してしまうと、即死する高さをイメージする人もいれば、大怪我はするがギリギリ死なない高さをイメージする人もいるかもしれません。 その表現がどう伝わるか、何パターンか予測してみると良いでしょう。
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