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第4話 「視点(一人称・二人称・三人称)」と「地の文」について

■一人称について 一人称とは、主人公やメインになっている人の視点で物語が進みます。 読者は主人公とシンクロするように物語を体験する事ができます。 臨場感があり、世界観に入り込みやすくなります。 「僕は~した」のような文章が使われます。 大きな特徴としては、主人公が気を失ったりした場合、意識のない間のできごとは読者も知る事ができなくなります。 ただし、別の人物の視点を使うと、主人公の意識がない間も物語を見る事はできます。 別の人物の視点に変える時は、急に視点を変えてしまうと誰の心情なのか、読者が混乱してしまう可能性があるため、章や段落を変えて明確な区切りを作る必要があります。 初心者の場合は、三人称よりも書きやすいため、一人称で書く事をオススメします。 ■三人称について 主役やそこにいる誰かでもなく、客観の視点で物語が進みます。 読者は、登場人物の誰になるでもなく、テレビを見ているような距離感で物語を見守ります。 主人公などの人物に視点を縛られないため、主人公の意識がない時や、主人公のいない遠い場所の出来事でも、読者に物語を見せる事ができます。 「(人の名前)は~をした」のような文章が使われます。 現在の状況や人物の動き・考えなど、物語の全体を常に把握しておく必要があるため、一人称に比べて難しくなります。 ■二人称について 小説は大抵、一人称か三人称で書かれている事が多いため、二人称はあまり見かけませんが、二人称もあります。 二人称は、主人公が読者に語りかけるような変わった視点で物語が進みます。 「君(読者)にも伝えておこう。私の冒険の全てを……」のような文章が使われます。 ■一人称と三人称の複合について 通常は三人称で進みますが、人物の心情を伝えたいシーンでは一人称になります。 扱いが難しいため、小説を書く事に十分に慣れてから挑戦してみましょう。 ■「地の文」について 地の文とは、会話文以外の文章の事です。 地の文は会話文以上に、小説全体の雰囲気に大きく影響を与えます。 「一人称」で少年視点の場合は、「少年の心の声」になるため、「僕は~です」や「僕は~だ」など少年の口調になります。 「三人称」の場合は、第三者が見ている視点のため、「○○は~です」「○○は~だ」「○○は~である」など、第三者の口調になります。
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