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第4話

ダンジョンの中へと入った二人に最初に待ち受けていたモンスター、それは定番のスライムだった。 渚は可愛いーと余裕ある言動をしているが、京にとっては初めての戦闘であり、少し緊張している。 「ほら、京くん! スライムは闇魔法も光魔法もどっちも効果は抜群だよ! ささっとやっちゃって!」 と軽く言ってくるのだ。 「は、はいっ! え、えーと……《ダークネス 》」 闇属性の小さな弾が数発飛び見事スライムに命中する。 スライムは少し、よろけたがすぐに京の方へと振り向き睨む。 「わっ! 渚先輩!スライムが!!」 京は驚きの声を上げ、渚へと助けを求めるが 「大丈夫、大丈夫! スライムちゃんの動きは遅いから。 ささっ、倒しちゃおっ!」 「ほ、ほんとですかぁ!?」 スライムはぬめぬめ、タプタプと言った感じの動きでゆっくりと近づいてきている。 「ほらね! さあやっちゃってー!」 渚に言われた通り、再度振り向き魔法を唱える。 「こ、これでどうだ!! 《ホーリー 》」 光属性で作られた小さな槍が一本スライムを貫いた。 貫かれたスライムは、ゆっくりと消えていきステータス画面が現れた。 〘スライムを倒した! 〙 《経験値を2貰った! 〙 〘 京はレベルが1上がった! 〙 〘ホーリーソード、ダークネスリングを覚えた!〙 「レベルあがりましたー!」 「おめでとう! これからもどんどんモンスターを倒してレベルあげちゃお!」 レベルアップしたことに気を良くした京は辺りにいる雑魚モンスターを倒しまくる。 それは、渚が引くくらいに。 「ああー!!気持ちいいよおおお!! 日頃のストレスが無くなっていくううう!!!」 新しく覚えたスキルを連発し、スライム、ゴブリンを乱獲する。 「ちょ、ちょっと京くん? 少し……落ち着こっか?」 「はーはは!! 僕は最強だあああ!!!」 それからしばらく京の暴走は止まらなかった。
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