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第3話

京と渚はギルドの中へと入り、受付を済ます。 渚は既に冒険者として登録していてクラスは魔法使い。 「うーん、僕はどうしたらいいですかね?」 初めてのクラス選択に悩む京。 ゲームではよく、魔法使いを選択して遊んでいたが後衛二人というのも心もとない。 かといって、前衛なんて自分に出来るのか……という漠然とした不安もあり……。 「京くんって運動とか得意?」 「いえ、見ての通りもやしっこなので……」 京は細くて白いまるで女の子のような腕を渚に見せる。 「うっわ白っ!! これってワタシより白くて細いんじゃ……」 渚は恐る恐る自分の腕と京の腕を見比べる。 「やっぱり、ワタシのほうが太い……。ちょっとショックだわ……」 「あはは……なんかすみません……」 気まずい雰囲気になってしまい、京は自分のせい?と疑問に感じながらも一応謝る。 「……さて、本題なんだけど京くんはなにがいい?」 「出来れば魔法職がいいですケド……後衛二人になっちゃいますね……」 「別に問題ないよ? これは部活なんだから楽しくやろうよ!」 その笑顔をみて京は決める。 「じゃあ、僕も魔法使いでお願いします」 受付の巨乳のお姉さんに伝え、水晶を触る。 すると、光が京を包み込みゲームにあるステータス画面が現れた。 「京くん、聞こえてる?」 「は、はいっ」 どこからか渚の声が聞こえ色々説明を始めた。 「まずは、クラス選択ボーナスでポイント貰ってるからそれを好きな属性魔法に割り振って。 ちなみに、ワタシは回復魔法の無属性と雷属性に振ってるわ」 画面には炎、水、風、光、闇、無とかかれている。 「うーん、また悩むなぁ……」 「そんなに悩まなくても平気だよ? スキルポイントってリセットできるから。 あー、こっちの属性伸ばしたかったーってなった時も安心だね」 「そうなんですね。それなら……」 回復魔法と雷は渚が伸ばしているのでこの二つはなし。 結局、京は光と闇にそれぞれポイントを割り振り登録を完了した。 「さあ、京くん。時間がないから急いでダンジョンに行くよ?」 「はい、渚先輩!」 渚は転移魔法を唱え、初心者が挑むというダンジョンへと飛んだ。 「はい、とうちゃーく!」 大きな大きな穴が下に向かって果てしなく広がっている。 「ここの階段から潜るんだけど……京くんは今日初めてだから1階で狩りの練習しながらレベルをあげよう!」 「よろしくお願いします!」 ダンジョンへと続く階段を降りていく。 二人の他にも見習い冒険者だろうか? 結構な人数が階段を降りていた。 「よし、この辺でいいかな?」 渚が立ち止まり 「《ビルドアップ! 》」 魔法を唱え、自分と京の肉体を強化した。 「京くんの魔法は《ホーリー 》と《ダークネス 》っていう初期魔法しかないけど、ここのモンスターは弱いから大丈夫。 もしもの時はワタシが助けるから」 渚に魔法の唱え方を教えてもらい、初期装備の木の杖を構える。 「ほら、来るよ! 頑張って!」 京の初戦闘が始まった。
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