13 / 16

[兄妹の休日]

[兄妹の休日] 最近一人の時間がまるでない。 いや、綾乃との生活に不満がある訳でないんだが……。 何をするにも綾乃がいるので、ゆっくりできないというかなんというか……。 綾乃「兄さん起きてください」 優希「……今日は休みだぞ綾乃」 綾乃「休みだからといっていつまで寝てるんですか? もう10時ですよ?」 優希「前は休みの日は夜まで寝てたんだ……。バイトも学校もない日なんて希なんだから休ませてくれ……」 綾乃「だめです」 優希「……頼む」 綾乃「だめです」 と言った感じで綾乃が起こしてくるのだ。 嫌というわけではないが、ほらもう少し俺にも自由が欲しいというか……。 優希「……」 綾乃「兄さん? なぜ、布団を被ってるんですか?」 優希「……今日は寝るって決めたんだ。 お願いだから一人にしてくれないか」 綾乃「私がいると迷惑ですか?」 優希「そんなことは言ってないだろ」 綾乃「私は兄さんのためを思って言っているのです。 大人になった時それでは苦労します」 優希「……」 綾乃「もう本当に仕方のない人ですね兄さんは」 優希「……」 綾乃「んんっ、コホン」チュ-ニング 綾乃「お、お兄ちゃん……起きてよぉ」キャルン 優希「!?」 綾乃「綾乃……お兄ちゃんが起きてくれないと寂しいのぉ……」ウルウル 優希「お、おい……」 綾乃「だめ?」ウワメヅカイ 優希「あー! もう、起きちゃおっかなー!」 綾乃「ふっ」キリ 優希「」 綾乃「ちょろいですね、兄さんは。 というかお兄ちゃんって呼ぶだけで言う事聞くんですね気持ち悪い」 俺ってたんじゅーん!! 優希「い、いや、だって初めて呼ばれたし……、その、なんというか悪くないな……」 綾乃「昔はそう呼んでたのに……」ボソッ 優希「なんか言ったか?」 綾乃「いえ、さあ起きたのなら下に来てください」 優希「はいはい」 リビング 優希「で、なんか用あったの?」 綾乃「ないですよ?」 優希「じゃあなんで俺起こされたの? なに、新手のいじめ?」 綾乃「失礼ですね兄さんは」 優希「ねえ、俺今から二度寝していい? 布団に入ったら五秒で寝る自信あるよ? マジて寝ちゃう五秒前だよ?」 略してMN5 うん、うまくねーな。 綾乃「気持ち悪いこと言わないでもらえます? 気持ち悪い。理由ならさっき言ったではないですか」 なんで2回も気持ち悪いっていうの? 泣いちゃうよ? 優希「あれ、そうだっけ?」 綾乃「はい、ちゃんと言いました」 優希「うーん……、 まあいいか」 このあとめちゃくちゃ読書した。
良い
エロい
萌えた
泣ける
ハラハラ
アツい

ともだちとシェアしよう!