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[デート①]

[デート①] 葉月さんとのデートもといお出かけの日がやって来た。 だが、一つ問題がある 綾乃「……」 優希「なあ?」 綾乃「……」 優希「何怒ってんの?」 綾乃「怒ってません。兄さんの勘違いです。気持ち悪い」 優希「……」 綾乃「変態兄さんはさっさとどこかへ行ってくれませんか? 一緒にいるだけで妊娠しそうです。気持ち悪い」 優希(怒ってるのは間違いないが、その理由が全くわからん……) 優希「俺、なんかしたか?」 綾乃「……」 優希「俺が知らないうちにお前を傷つけてたのなら謝る。 だから、許してくれないか?」 綾乃「……」 優希(ダンマリか……。うーん……) 優希「あ、そうだ。 俺、今日出かけるけどなんか欲しいもんでもあるか?」 店長直伝、もので釣る! 綾乃「」ピキピキ 優希(あれ? なんか余計に怒ってる? ) 綾乃「兄さんなんて知りません。早く私の視界から消えてください」 優希「……」 綾乃「私というものがありながらあんな女なんかに……」ブツブツ 優希(なんかブツブツ言ってるけど聞こえない……) 優希「じゃあ俺行くから……」スタスタ 綾乃「ユルサナイユルサナイ……」ブツブツ 駅前 優希(葉月さんは……あ、いた) 優希「ごめん、待ったか?」 葉月「遅いわよ! このあたしを1時間も待たせるなんていい度胸してるじゃない!」 優希(待ち合わせ時間までまだ三十分早いんだが……。楽しみにしすぎだろ……) 優希「あ、ああ……悪い。」 葉月「ま、いいわ。 じゃあどこ行く?」 優希「家」 葉月「ぶち〇すわよ」 優希「冗談だよ……」 優希(あの目は本気だった……) 葉月「ふん! 」 優希「っていうか俺なんも考えてないんだけど……」 葉月「はぁ!? 男のあんたが普通エスコートするもんでしょ!? 信じらんない!!」 優希「いや、誘ったのそっちでしょ……」 葉月「なんか文句あんの?」ギロ 優希「…」 優希(女って理不尽すぎるだろ……。綾乃といい葉月さんといい……) 葉月「ま、今回はいいわ。 でも、次からはちゃんと考えてきてよね」 優希「次もあるのか……」 葉月「なに?嫌なの?」 優希「まあ、嫌じゃないけど」 葉月「感謝しなさいよね。 アンタみたいのがあたしのような美少女とデートできるんだからっ!」ニコニコ 優希「はいはい、行こうぜ」スタスタ 葉月「ちょ、ちょっと! 待ちなさいよ!」タッタッタ ???「……」ジ-ッ ???「……」ギロ ???「……」スタスタ ショッピングモール 優希「で、何買うの?」 葉月「少しは楽しそうにしなさいよね……。 そうね、まずは服かしらね」 優希「へいへい。 じゃあ、俺はここで待ってるから好きに選んできていいぞ」 葉月「は?」ギロ 優希「えっ、なに? 」 葉月「あんたも来るのよ」 優希「いや、なんで? 女モノの服売り場なんて近づきたくもないんだけど……」 葉月「あたしたちは今何してるんだっけ?」 優希「はいはい……分かりましたよ」 葉月「なんでいちいち断るのよ……。 あんたも大概めんどくさいわね……」 優希「ほっとけ。 癖みたいなモンなんだよ」 優希(まあ、この癖のせいで友達出来なかったんだけどね) 優希「ついていくのはいいが俺何してればいいの?」 葉月「服、選んでよ」 優希「いや、俺そういうセンスないし……」 優希(今日のコーディネートもネット通販で売ってたセットだし……) 葉月「別に期待してないからいいわよ」 優希「はぁ……。 どうなっても知らねえからな」 服屋 優希(ふぇぇ……店員さんの目が怖いよぉ……) 優希(さっさと選んでここから離脱しよう……) 優希「これとかどうだ?」 葉月「え? どれどれ? ……」 優希「あれ、ダメだった?」 葉月「どうしてゴスロリなのよ……」アタマイタ- 優希「似合うかなって」 葉月「あのねぇ……」 優希「いや、葉月さんて小さいし黒髪だし、お人形さんみたいだから」 葉月「……っ/////」 優希(まあ綾乃にも似合うと思うけど。というか着せたい。) 葉月「今別の女のこと考えたでしょ」 優希「ファッ!?」 優希(なに、エスパーなの? 前にもこんな事あったな……) 葉月「……まあいいわ。 せっかくあんたが選んでくれたんだし、着てみるわ」 そう言いながら葉月さんは俺から服を受け取り試着室へと入っていった。 数分後 葉月「どう……かしら?」クルリン 優希「おお……」 葉月「似合う……?」 優希「専用のケースに入れて飾りたい」 葉月「えっ……?」 優希「あ、いや……。うん、とてもいい……と思うぞ」 葉月「そ、そう……」 葉月(いま、あたしのことを飾りたいって!!! それって……つまり……うふふっ!) バアアアアン!!! オキャクサマナニヲ……!? オ、オキャクサマー!!! バアアアアン!!! キャ-!! 優希「な、なんだ? 今の音……」 葉月「気のせいでしょ」 葉月(まさか……あいつ……) 葉月「そんなことより!!」 優希「あ、ああ」 葉月「これ買うわ!」 優希「え、いいのか……?」 葉月「せっかくあんたが選んでくれて似合ってるって言ってくれたんだもの……」 優希「……」ポリポリ 葉月「さて、いくらかしら……」アオザメ 優希「oh......」 値札を見てみると50000円と書かれていた。 ゴスロリって高いんだな……。 葉月「流石に……無理だわ……」 優希(仕方ないか。) 優希「買ってやるよ」 葉月「……えっ?」 優希「バイトしてるし、親父から小遣いももらってるからな。 50000ぐらい余裕だ」 葉月「で、でも……」 優希「いいから。 また、その服着たところ見せてくれりゃそれでいい」 葉月「……ほんとにいいの?」 優希「ま、初めてのお出かけ記念?みたいなもんだ」スタスタ 葉月「……うん」 葉月(昔から変わらないなぁ……本当に優しくてちょっと捻くれてて……。でも、そういう所が大好き……)
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