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[バイト]

[バイト] 優希(いつもはそれほど苦ではないこのバイトが今日は憂鬱だ……) 優希(綾乃のやつ……本当に来るのか?) 優希「いらっしゃいませー!」エイギョウスマイル 綾乃「兄さん」 優希「……何名様ですか?」 綾乃「兄さん?」 優希「1名様ですね? お席の方にご案内いたし」 綾乃「兄さん!!」ユサユサ 優希「お、お客様、おやめください」 綾乃「」 優希「……とりあえず席に座れ。 休憩もらったら行くから」 綾乃「……はい」 優希(こっわ! 来て早々体揺すられるとは思わなかったぞ……) 優希「ご注文は?」 綾乃「兄さんで」 優希「……綾乃」 綾乃「……ドリンクバーをお願いします」 優希「かしこまりました。 あちらのドリンクコーナーへどうぞ」 綾乃「……」 優希(はぁ……疲れる……。 あれならクレーマー相手にしてた方がマシかもしれんな…) ???「およ? せんぱいどうしたんです?」 優希「ああ……ちょっとな」 ???「だいぶおつかれのようですが、だいじょぶです?」 優希(綾乃のにこの後輩のことを知られるわけにはいかない……。 葉月さんの時のように大声を出されでもしたら……) 優希「お前は俺が守るからな……」 ???「せ、せんぱい?」 優希「お前だけは……必ず守る……」 ???「は、はい……/////」 店長「優希くーん、あちらのお客様がお呼びだよー! すっごい美少女! なに、彼女? 隅に置けないわね!」 優希「oh.....」 優希(待ってろって言ったのに……) 優希「すぐ行きます……。あと、彼女じゃないです。 妹です」スタスタ 店長「あら? 優希くんって妹いたかしら?」 ???「……せんぱいの……妹?」 優希「……なんだよ」 綾乃「遅いですよ兄さん」 優希「……あのな」 綾乃「妹が呼んでるんですからすぐ来てください」 優希(こいつ……) 優希「なにか御用でしょうか、お客様」ニコニコ 綾乃「そろそろ他の方にご挨拶がしたいのですが」 優希(本気でするつもりなのか……) 優希「……分かったよ。 店長と話してくるからもう少し待っててくれ」 綾乃「はい」 優希(どう説明すりゃいいんだよ)スタスタ 店長「優希くーん、妹さんはなんだって?」 優希「それがですね……」カクカクシカジカ 店長「へー、立派な妹さんじゃないのー」 優希「……そう、なんですかね?」 店長「今どきいないわよ? 身内がお世話になってるから挨拶したいなんて子」 優希(俺には別の意図があるとしか思えないんだよなぁ……) 優希「じゃあ連れてきてもいいですかね?」 店長「もちろんおっけーよ!」 優希「ほら、綾乃。 この人たちが俺がお世話になってる人たちだ」 綾乃「いつも兄がお世話になっております。 妹の綾乃です。」フカブカ 店長「これはご丁寧に。 ワタシはこの店の店長よー! よろしく綾乃ちゃん」 綾乃「はい」 綾乃(綺麗な人……。 それに胸も大きい……) 乃亜「の、乃亜の名前は乃亜です! せ、せんぱいにはいつもいつもお世話になってましゅ!」 綾乃「乃亜さんですね、よろしくお願いします」 綾乃(可愛い人……、背も私より小さくてまるで小学生みたいだけど……) 他のモブは割愛 優希「……で、挨拶はあらかた終わったけど……」 優希(いつ綾乃が暴走するかと気が気じゃなかった……) 綾乃「皆さん、とてもいい人たちそうでよかったです」 優希「俺はまだ仕事あるけど、綾乃はどうする?」 綾乃「そうですね……」 綾乃(確かに皆さんいい人たちそうでその点はよかったけれど……お兄ちゃんしか男性いなかったな……。 特に店長さんと乃亜さんは私にはない魅力があるし……。 乃亜さんはなんだかお兄ちゃんを慕ってるし……。私だけのお兄ちゃんなのに……)ブツブツ 綾乃「……店長さん」 店長「なーに?」 綾乃「バイトの募集とかしてないでしょうか」 店長「してるわよ〜!」 優希「店長!?」 店長「うふふ、いいじゃないの優希くん。 綾乃ちゃんは心配なのよ」 店長(本当に優希くんのことが大好きなのね……。ちょっと行き過ぎてるキもするけれど……) 綾乃「私をここで働かせてくれませんか」 店長「綾乃ちゃんみたいな超絶美少女さんがウェイトレスしてくれたらワタシもとっても嬉しいわ〜! 」 綾乃「ありがとうございます」ニコ 乃亜「はわわ……」ウオウサオウ 優希「……勘弁してくれ」 その後綾乃は軽く仕事を教えられただけでどのバイトよりも仕事ができるようになったのだった。
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