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[妹ができた] [はじめまして]

[妹ができた] 父「いきなりだが、お前に妹ができることになった」 兄「は?……妹? なんで?」 父「母さんが亡くなってからはや10年……。 お前ももう17になるし、そろそろお父さんも恋したくなってな……。 いろいろ行動したんだ。 合コンに行ったり、婚カツサイトに登録したり……」 兄「いやいや! 育ててくれたのは分かってるし嬉しいけどさ! その年で合コンって!! 婚カツサイトって!!」 父「バカヤロー! こちとら会社でも若いもんに気を使われて、出会いなんかないんだぞ!? そんな俺が本気で相手を探そうと思ったら合コンやら婚カツサイトやらを使わないとチャンスすらないんだ……」 兄「わ、悪かったよ……。 で、最初に戻るけど妹って……? 」 父「そのままの意味だ。 お父さん結婚することになった。 それでな? さらにいきなりで悪いんだけどこれから会うことになったから早く着替えてくれ」 兄「……」 父「ん? どうした? 早く支度しないと待ち合わせに遅刻するんだが」 兄「……」 父「おーい! うーむ、完全に固まってるな……」 兄(いくらなんでもいきなりすぎるだろ……。まあ親父が幸せになってくれるならそれはそれでいいんだけど。 ほら、もう少し相談とかさ、してくれてもよかったんじゃないの? ) 兄「納得はしてないがとりあえず分かった。」 父「お、再起動したか。」 兄「とりあえず待ち合わせ場所に行こう。 待たせても悪いし」 [はじめまして] 父「よし、着いたな。 えっとこの辺りにいるはず……。 あ、いた!」 兄(親父が声をかけた女性はそれはもう美人だった。街で会ったら10人のうち10人が振り返るレベル。 え、親父どうやってこの人落としたの? 顔も普通、背も高くない、これといった特技もないthe平凡なあの親父が。) 父「おーい、こっちこっち!ごめんね、待たせちゃったかな? 綾乃ちゃん」 綾乃「いえ、私達も今来たところですから。」 兄(あの綾乃さんって人が親父の再婚相手であり俺の新しい母さんか……。 うわー、すげー美人で若いな……。 なんだか緊張するな……) 綾乃「ほら、母さんも恥ずかしがってないできちんと挨拶して?」 兄「……ん? 母さんも……?」 綾乃さんの後ろに隠れてもじもじしている小学生がいるが……? 母?「むぅー、綾乃ちゃんのいじわるっ! ママをイジメて楽しいの? ママが人混み苦手なの知ってるでしょ?」 綾乃「イジメてなんていません。 」 母?「なによ、ママよりおおきいからって」 2人が 話しているうちに親父に真実を聞かなくては…… 兄「おい、親父」 父「ん?どうした? おっ、まさかお前綾乃ちゃんに一目惚れしちまったか!? ダメだぞー!お前の妹なんだからな! 」 兄「なっ、何言ってんだよ! っていうか、ほんとに綾乃さんが妹であの幼女が俺の新しい母親なのか? 誰が見ても逆だろ……」 父「こらっ! 母さんに向かって幼女とはなんだ! あれでも歳は……」 母?「それ以上口にしたらぶち〇すぞハゲ」 父「ヒィ……ご、ごめんなさいごめんなさい。」 兄(あの親父が汗だらだら流しながら幼女に謝ってる……) 母?「コホンッ……えー、改めて自己紹介しよっ! わたしはねー、藍乃だよ! あなたのー新しいーママだよっ!!」(๑>؂•̀๑)テヘペロ 兄「……」 藍乃「あれ〜? どうしたのかな〜? 」 え、なに? なんなのこの人。 さっき親父を脅してた時と顔も声も全然違うんですけど。 ほんとに同じひとなの? 父「ご、ごめん、藍乃さん! こいつたまーに考え込むことがあって……ほら! しっかりしろ!」 兄「……はっ! あ、ごめんなさい。 俺は優希です! 歳は17で高2です。 よろしくお願いします。」 藍乃「よろしくね、優希くん、わたしのことはーママって呼んでねっ☆」 さっき怯えてたのはなんだったの? キャラ変わりすぎて怖いんだけど……。 綾乃「母さんいい加減にしなさい。」 藍乃「きゃー、綾乃ちゃんに怒られちゃったっ☆」(´>∀<`)ゝ 綾乃「はぁー……。 では最後に私ですね。はじめまして、 綾乃です。 歳は16歳で高一です。 これからよろしくお願いしますね」 これが俺たち兄妹の出会いだった。
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