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第10話

たけしの家では相変わらず、暴力がエスカレートしていた。 ある日、その日もたけしは、虐待を受けていた。 それが終わるとたけしは二階に上がり引いておいた布団に入ると部屋の電気をすべて消して泣きながら寝ていた。 たけし思った。 (僕は生まれてこなければよかったんだ) そんなことを考えていると、心の中から男の子の声がした。 (そうか、いまたけちやんはすごく辛いんだな) たけしはその声を聞くと言う。 (誰) その声はたけしにしか聞こえなかった。 声 (こんばんわ、たけちゃん、僕は君と友達になるために来たんだよ) たけしは不思議と恐怖感はなかった。 その声はとても優しい声だった。 たけし (僕と友達になってくれるの) 声 (うん、そうたよ、楽しい話をしよう) と言った。 それから声とたけしは友達になった。 この声は後にたけしの窮地を何度も救う声であった。
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