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第7話

そしてまた時が経った。 その日はたけしが幼稚園に通う初めての日であった。 たけしは途中から幼稚園に入学した。 理由は分からなかった。 空は臼黒く、嫌な天気であった。 たけしは支度を済ませると母親と一緒に幼稚園に出掛けた。 柿のみ幼稚園に着くと、もう生徒たちはみんないて、それぞれが遊んでいた。 たけしがクラスに入ると、オモチャで遊んでる一人の男の子がたけしを見て、ぎろりとにらんだ。 たけしは(なんだこいつ)と思いながら恐怖した。 その子は後で知ったがいじめっ子であった。 たけしと母親は先生にあうと挨拶をする。 母親はじゃあねと言って帰っていった。 たけしは急に不安にかられた。 何故ならば、たけしはコミュニケーションする相手が普段家で誰もいなかったからだ。 みんなの輪に入ることが出来ずにたけし孤立した。 そんな事が1ヶ月も続くと、たけしだんだんパニックになり、幼稚園に行くのを拒んだ。 母親は仕方なくたけしの腕を引っ張りながらたけしは泣きながらいつも幼稚園に通った。 しかし、だんだん母親も飽きたのかたけしが幼稚園を休んでもなにも言わなくなった。 しかし、兄は違った。 たけしが幼稚園に行かないことがばれると、夕方の5時から夜の11時までたけしを外の門のところに一人で立たせた。 たけしは休む時間がほしかった。 外にたつだけで、精神は完全にまいってしまった。 当然、次の日、幼稚園に行くことができなくなっていった。 たけしは外に出されても幼稚園を休み続けた。 家で休まないと死んでしまうと思ったからだ。 そして、たけしは幼稚園をほとんど行かずに卒業した。 人間関係や精神状態や体は疲弊しきっていた。
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