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第5話

それから時が経ったある日、母親は買い物に出掛けるために準備をしていた。 たけしは相変わらず一人でミニカーで遊んでいた。 すると準備ができた母親は言う。 (たけちゃん、今日は町田に買い物に行くわよ、ついてらっしやい) たけしは退屈していたのでお出掛けと呼ばれワクワクした。 (お母さん、なに買うの) 母親は久しぶりに嬉しそうになりながら言う。 (新しい洋服を買うのよ、あっ、それからたけちゃん、もうすぐ幼稚園に通うのよ) たけしは幼稚園ときき、なんのことだろうと思いながら言った。 (幼稚園、なにそれ) 母親はバックを手に取ると急ぎながら言う。 (幼稚園ていうのは、たけちゃんみたいな小さい子がたくさんいて遊ぶところよ、わかる) たけしは幼稚園の楽しむ場所時いて眼を輝かせた。 (幼稚園、どんなところだろう、楽しいところなんだな) と思って、もうひとりぼっち時やないと思うと救われたような気持ちになった。 母親は言う。 (さっ、行くわよ) と言って、二人は町田に出掛けた。 たけしは初めて町田に行った。 バスにのり外を眺めているとその景色がすごく新鮮で楽しかった。 たけしは電車に乗るのも初めてだった。 彼はいつも誰かとどこかに行くときは歩いていっていたからだ。 町田につき、いろいろなお店を回る。 お店はいろいろな物がありたくさんほしいも子ができた。 途中たけしは母親に(これかって)と駄々をこねたが母親は、(だめ)と言って買わなかった。 町田で食べ物を食べると二人はいろいろな場所を見物した。 そのうち小さい一軒のオモチャの店には行った。 母親は(見るだけよ)と言ったが、たけしが中にはいっていろいろな物を見ていると欲しいものが沢山あった。 ショウウインドウにぬいぐるみのコーナーがあり、たけしが見ていると、そこに可愛いパンダのぬいぐるみがあった。 たけしはそのあまりのかわいさにこのぬいぐるみが絶対に欲しくなった。 たけしは意を決して恐る恐る母親のそばに行く。 すると、母親は、店員さんと楽しく話している最中出会った。 たけしは言う。 (ねえ、お母さん、あそこにあるぬいぐるみ買って) たけしは絶対に母親は買ってくれないと思った。 しかし、上機嫌の母親はパンダのぬいぐるみを見ると考えながら言う。 (もー、仕方ないわね、これだけよ) と言ってぬいぐるみを買ってくれた。 たけしは幸せで心がいっぱいになった。 男の子店員さんはパンダのぬいぐるみを箱に入れて包むと(はい、ありがとうね) と言って、優しく渡してくれた。 この日たけしは最高の一日になった。 家に帰ると、たけしは早速箱を開けてパンダのぬいぐるみを取り出した。 たけしはこの日、ぬいぐるみを抱いて寝た。
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