1 / 1

第1話

金曜の夜、業火だった。 いつもの暮らしが燃えている。 逃げる人はおろか、誰一人といない瓦礫のみがある業火の空間。 俺は咄嗟に頭や口、鼻などを制服で覆い隠して 怪我や意識が無くなる事はなかった。 だが、進んでも進んでも炎は赤くなるばかり。 ついには倒れてしまった。  楽しいか? ふとそんな声がする。 それに俺は立ち上がるというよりかはまるで、 ‘糸のような物で体を起き上がらされた’というべきだろうか。そんな変な感覚を感じつつも前を見た。 白い髪の男の子だ。 年は俺と同じ16ぐらいで、服装は焼けこけたように黒い軍服らしき物を纏い、胸元には勲章のようなバッチが彼の威厳をより引き立たせる。 だが、このおぞましい業火や軍服よりも目を引くのがこの目つきだった。 いかにも常人とは思えない獣のような目つき。 その目つきのまま白髪の男の子は手に絡まった糸を一つはじくと一瞬にして空間を作って見せた。 そして殺意に満ちた声で言うのであった。 「お前が望んだ結末だ。責任を取れ」
いいね!
いいね!
いいね!
いいね!
良い
エロい
萌えた
泣ける
ハラハラ
アツい

ともだちとシェアしよう!

この小説を読んだ人におすすめの作品

こんな会社就職したいですか?
完結済/4話/18,112文字/0
2018年2月17日
高校生の剛はある日、とてつもないほどの業火に巻き込まれる。そこで白髪の少年と出会って・・・
連載中/1話/414文字/4
2018年3月27日
人生初デートを控える前日の夜。家にあるリンゴを手にした瞬間、ナカムラと出会った。
完結済/10話/19,989文字/0
2018年5月5日
金曜日の夜から始まる異世界転生
完結済/1話/5,842文字/0
2018年5月5日
和恵が会社を定時で終えた金曜日の夜アレックスと会う。
連載中/7話/7,549文字/0
2018年5月8日
異星人・宇田星也(仮)は毎週金曜の夜、地球人の実態調査の報告会に出席する。
完結済/1話/4,365文字/18
2018年5月6日