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第3話 ◆ミヨシ合流

巳佳は大きな岩の上で両足を抱えて座っている、頭をうなだれ途方に暮れていた。  巳佳「…はあ💧 」 一緒にいたはずの誠やオブジェはどこにもいない。気がつくと、この訳のわからない場所に独りぼっちだった。 不安と孤独感は半端なく、ハチのようにやみくもにうろつく気にはなれなかった。  巳佳 「…。💦ただここにじっとしていたところで何もならないのはわかっているけど…💧ようは心細いんだ。なんて意気地のない人間なんだろっ」 巳佳は孤独に自分をなじる ユキホ「おいっ、なに、一人でぶつぶついってんだ?」  巳佳 「 …?!」 巳佳はビックリして振り返る❗人の気配なんて感じなかったのに…いつの間に…  ガキっぽく笑うユキホと相も変わらず仏頂面のレイラが立っていた。 ユキホ「一人か?お前もドームの変な穴凹からきたんだろ? キリコをっ  あっミレイユだよ! ミレイユを見なかったか?💦」  巳佳 「…見てない。正確にはここから一歩も動いてないし、わからない💧…( ・ε・)」 ユキホ「(゚д゚)…⤵」 だめだ、こりゃ…と呆れたような顔で巳佳を見る。 レイラはそんな二人に目もくれず歩き出す。 レイラ「 …。」 ユキホ「どこ行くんだよぉ、ぶっちょうヅラ!」 レイラ「もたもたしてると日が暮れる…」 二人は海岸を目指して山を下ってきた。その途中で巳佳を見つけたのだ? ユキホ「あっ! そうだな。海に行くんだった!まあ、一人見つけたんだっ絶対、キリコもその辺にいるな!なぁ、ぶっちょうヅラっ 」 レイラ「 しらん。早くこい! 」 巳佳は二人を交互にみやる、見知らぬ世界に吹き飛ばされて、やっと会えた人間が黒龍の黒水仙と地獄門の雪豹なんて、どうしよう??この二人について行くべきなのか… ユキホ「ん?ちょっと待て。あんなところにうまそうなもんが♪」 赤茶色のごわごわとした表面を持つ、やけにコブの多い大木に、大きな紫の実がたわわに成っている。 巳佳も気づいてはいたが、毒があるかも判らないので食べようとも触ろうとも思わなかった。 巳佳 「よせよ、食べれるかわからないぞ?」 ユキホ「大丈夫だよっ!それよか、熟しすぎて、ありんこみてーな虫が沢山たかってる!早く食わねーとみんなこいつらに食われちゃう?」 巳佳 「え?」 ユキホはニンマリ笑顔でもうすでに口いっぱい頬張っている、巳佳にも、ほれっと実を投げる!そしてレイラには枝ごと放り投げる。 レイラ「 ?こんなに食えるか?」 ユキホ「いんだよ、いっぱいあったほうが…。キリコにも食わせるんだし?」 そう言って、まだ欲張って取っているユキホ。 巳佳 「…?」 そんな得体の知れないモノ、誰もたべないでしょう?と、ひきつった顔を向けるが、レイラは平然と木の実をかじった。 巳佳 「…??」(あ、食べた?!) レイラ「ふっ…。確かに、あいつは喜ぶな。」 巳佳 「…? 」(しかも笑った…?) 『まぁユキホ、ありがとう! 』 ミレイユの優しい笑顔が浮んでレイラは無意識に顔が緩んだようだ。 ちょっとばつが悪い。 レイラ「…ムっ。もう行くぞ…?」 ユキホ「おうっ!」 ごっそり実のついた枝を何本もしょいこんで満足そうにしている 巳佳 「 …。」(こいつらって確か、敵同士だよな?でも、なんなんだろう?信頼感みたいなの、すごいでてるっていうか…) ユキホ「?…、なにボケッとしてんだ、おまえも来いよ?」 巳佳 「えっ?…?」 誘われて嬉しいけれど、素直になれず、まごまごしている巳佳。 ユキホ「…ん?」 よくわからない雪豹は小首をかしげる。 レイラ「 …邪魔するな、犬(征弄)は仲間と待ち合わせかもしれない。」 ユキホ「…あーそうなのかぁ?」 単純に納得してしまう… 巳佳 「 なっ! そんな訳ないだろう!こんなとこで待合せするやつなんかいないよ💦」 一人ぼっちで途方に暮れていたとは言えませんが。
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