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第7話 腕助城にいく

ハチ「なんだい!ここは?」 みんなは国道420号から細い山道をずっと入って腕助城までやって来た。 シャンソナ「本丸の2階にパックを設置することってなってるわ。」 シャンソナはタブレットを見つめる スズカ「入場料かかるわよっ」 グリーウェ「顔パスでしょ もちろん 」 ユキホ「なわけねぇだろ!バッカだなぁぁ」 グリーウェ「バカとはなによ!バカとは!」 受付のおじさんはニコニコしている、来客が少ないのか、かなり歓迎ムードだ。 入場料を払って中に入る。 おじさん「城の中にはトイレがないので、そこで済ませて、中に入ってくださいよ。」 ハチ「ん、おつり400円?五人で1500円だろ?」 ユキホ「あー、100円たんねぇーぞ!」 オレでも分かると大喜びのユキホ おじさん「あー、ゴメンゴメン」 おつりをもらってキョロキョロしながら、 言われた通りトイレに向かう。 グリーウェ「セコいオヤジね」 シャンソナ「わざとじゃないわよ」 スズカ「そうよ、100円くらい」 ユキホ「なに!100円をなめんなっ。100円で何でも買えるぞ」 ハチ「そーいうことじゃないだろ。」 グリーウェ「そーよ!バカなんだから!」 ユキホ「うーーー!」 腕助城は16世紀戦国時代末期の山城です。みんなは山小屋のような建物を見て回る ハチ「たけど、城っぽくないと思わないかい?」 シャンソナ「発掘調査をして400年の時を越えて復元されたんですって。」 グリーウェ「本当かしらねぇ」 ハチ「嘘ついて、どうすんだよ。」 ユキホ「今度、キリコやクレイン連れてきてやるか!こーいうの喜ぶぞ!」 スズカ「泉もじゃない?」 ユキホ「あー、そうだな」 木の階段を上がって行く グリーウェ「腰曲輪ってなによ、単なる空地みたいなとこじゃない!」 スズカ「なんか建物はあったらしいけど。」 物見台に上がり、ふもとの風景を眺めたりするものの、照りつける日差しのキツいこと、汗がにじんだ。 シャンソナ「跳ね上げ式の扉ですって、すごいわね」 シャンソナは日本好きな外国人なだけあって、昔の建物を興味深く見ているようだった。 ユキホ「でも、こんな扉じゃ間から入れちゃうぜ。」 間からだけでなく、ユキホなら軽々飛び越えて行くだろう。 スズカ「勝手に入りなさんなよ!」 南の丸というところは入ってすぐのところに、囲いがあって、トイレ跡かと思いきや、釜戸跡だったらしい。 シャンソナ「ねぇ、草履《ぞうり》と草鞋《わらじ》ってどう違うの?」 建物の中は木の床張りで、田舎の家を思わせる。 グリーウェ「そんなこと知るわけないじゃない!」 日本人でも知らないことがいっぱいあるんです。 当時の生活用品として、ぞうりやわらじ、竹筒がぶら下がっています。 ユキホ「これが昔の水筒かぁ」 スズカ「なんか洗えなくて汚そうね」 ハチ「蓋がついてて、なかなかの出来じゃないか。」 みんな、部屋をうろついて見て回っています。 シャンソナ「で、違いはなんなの?多分みんなも知りたいはずよ!」 藁のくつを持って、まだ気になっている様子のシャンソナ。 ハチ「この草鞋《わらじ》ってやつは遠出の時に履くもんさ、足首までヒモがくるようになってんだよ。元の場所に置いてきな!」 へぇーとみんなは少し感心したような顔でハチを見る ユキホ「くわしいじゃんか、ハチ」 ハチ「そんなん常識さ」 みんな「?」 ハチ、お前はなに時代の人間だ… ハチ「ちゃんと見てたら、書いてあるんだよ。ふん」 本丸に行くと係員がいて、なんだかんだと説明をしてくれるのだ。 どんな内容か聞いてみたい人は自分の足でいってみよう! シャンソナ「 便所の見学できるみたいよ。スズカ」 スズカ「なんで?私、そんなとこ見なくていいわよ!」 シャンソナ「そうなの?だって、さっき」 スズカ「あれは!トイレに行きたかっただけよ!」 ユキホ「おい、2階に行けるんだぞ。」 みんなは上を見上げる シャンソナ「ミキゾーノパックはそこね!」 グリーウェ「早く片付けてよ、まだ次があるんでしょ!」 二階からの眺めは腕助の町並み。 標高301㍍だ。 ユキホ「うわー!すげぇ風が気持ちいい!」 四方に開いている窓から涼しい風が吹き込んでくる。 スズカ「見て、あの係員が説明していた屋根よ。」 ユキホ「石がいっぱい積んであるな。」 シャンソナ「昔の人って頭いいわね。あの薄い板を何枚も重ねて石を乗せて上手に作ってるわね」 ハチ「でも、あれ落ちてきたとき怖くないかい?下歩いてたりしたらさ 笑っ」 ミキゾーノパックを無事、設置して、みんなが屋根の話をしたりしている横で、グリーウェはキョロキョロ。 グリーウェ「 狭くて、小屋みたいなところで、これで城なんて、ちょっとねぇ~ 300円て高すぎよ~」 でも十分楽しかったので、今度は他のメンバーも連れて、ゆっくり行きたいなぁ
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