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第1話 大武連のこと

7月20日 大武連戦線が始り黒龍院富岡チームは駿東地区をクリア 東部大会まで進出したが、その一回戦で敗退してしまった。 相手はSKの田子チーム。 わずか2スコア差で時間切れとなったが、開いた点数差を縮めてきただけに、その試合終了のホイッスルは息が止まった。 麗羅「……終わったか」 三年間、今年の大会のために導師を務めてきた麗羅の悔しさは計り知れないもので、もちろん応援に駆けつけた皆も落胆した。 ユキホ「あーあ大武連はもうないんだよな~」 スズカ「いい加減にもう忘れなさいよ」 レオン「でもまた奇跡が起きると信じていただけに切ないわね」 ミレイユ「負けてばかりのあのチームがあそこまで頑張ったんだから十分だわ」 ルフィー「小山との一戦はすごかったもんな‼」 オブジェ「極微《ミクロ》の東チームは負けたらしい、田子はまだ勝ち進んでいる。」 麗羅「そうか…やはりSKだな。」 グリーウェ「やめてよっ!思い出してかなしくなるじゃない!そうでなくてもスクイズボトルを見ては泣き、ユニホームを見ては泣き、あぁ~~、麗羅あんたのせいよぉー!あんたの指導が悪いからこんなことになったのよぉ~!」 誠「お宅、そりゃないぜ、リュウちゃんがいたからあのチームはここまでこれたんだから!」 グリーウェ「ここまでじゃ困るのよ!全国大会を夢見て、毎日院生たちの面倒を見てきた私の気持ちはどーなるのよっっ」 グリーウェは半べそ状態 スズカ「最近、黒龍に帰化したまがい物のくせして、よくそこまで感情的になれるわね」 巳佳「本当だよ、征弄なんて一回戦で終わったっていうのに東部大会までいけただけでも感謝しろよっ」 グリーウェ「そんなよわっちぃとことうちを一緒にしないでよ‼」 スズカ「ちょっとお前、失礼なこと言いなさんなよねっっ」 グリーウェ「本当のことじゃないっ」 スズカ「なんですって!」 オブジェ「やめないか!二人とも。残念な気持ちはみな一緒だ。だが、選手や指導部官はもっと無念な思いでいるんだ!」 確かにそうよねと思ったのか、グリーウェもスズカも静かになった。 ルフィー「あと30秒か40秒ありゃぁなぁ。同点にして延長に持ち込めば駿東戦のときみたいによ、二分あれば逆転もゆめじゃねぇ、あれだけひらいてた点数をちぢめてきたんだし……」 ユキホ「ああ、すっげぇ、おしかったよな。だいたい6番がフリースローはずしやがるから!」 レオン「あーいうときの15秒ってとても長いのね」 ミレイユ「カツサンドにしてって言ってたみんなの笑顔が忘れられないわ」 麗羅「ミレイユ」 グリーウェ「そういえば、スタメンの一人が極微《ミクロ》東チームともう一度練習試合がしたいからって竜将星に申し出たみたいだけど…多分実現はしないだろうけどね」 スズカ「そうよ、そんなことしたって大武連は終わってしまったことにかわりないんだから…空しいだけよ!」 ユキホ「でもオレやるんなら応援に行くぜ!なあ、キリコ‼」 キリコとはミレイユのことです。 ミレイユ「ええ、そうね」 レイラ「もういまさらだ」 オブジェ「院生たちにはいい稽古になる。指導は続けてやった方がいい。」 レイラ「…私は明日から海外研修だ… 導師のHSトレーニングを一からやり直しで8月の10日過ぎまで戻れない。」 グリーウェ「えー、あんたがどうしようとどうでもいいけど、連中はどーなんのよっ!」 レイラ「それぞれの道に進むだけだ。大武連など院生にとっては1つの行事に過ぎない。忘れたのか?自分達の時を。」 グリーウェ「すごい無責任なことをいって、今年の黒龍院の質を落としたのはあんたなんだからね‼」 レイラ「あれがやつ らの実力だった。」 誠「まあまあ、今になってお宅らがいがみ合ったってねぇ」 オブジェ「ああ、そうだ。この話はこれで終わりにして、食事にしようじゃないか。」 そう忘れられない大武連の話しはこれくらいにして本題に移ることにしよう。 そうやっとここからが今回のお話なのだ🎵
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