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プロローグ 終わりの始まり

 暗い、此処は何処だっけ? 辺りには明かりもなくただ暗闇が続いている。  1つづつ整理していこう、俺は富樫(とがし)(けい)、高校2年生。部活は剣道部(俺1人だけだったはず)うん、記憶はある。  ならどうして俺はこんな場所に居るんだろう? 今日は確か水曜日で授業も大した授業ではなく1日外を見ていたはず。 「そのあとどうしたんだっけ? 」  どうやらこの暗闇でも俺は喋ることが出来る様だ。 「ハァ~ッ、まだ思い出せないのかな君は…」  暗闇の中から女の子の声が聞こえた。 「えっと、此処に俺以外の誰かが居るのかな? 君は誰? そして此処は何処なんだろう? 」  暗闇の中に居るであろう女の子に向かって話しかけると辺りが徐々に明るくなってくる。 「ハァ、どうして眠いのに私が起きなきゃいけないの? もう少し待ってよ、せめて明日まで…」  声の主を見つけると彼女はピンクのチェック柄のパジャマを着ていた。 「えぇ~っと、(なんじ)富樫慧が17年という短い人生を終えたことを深くお悔やみ申します。しかし貴方は運が良いことに私の世界に転生することが認められました♪ よって貴方を私の世界【ノア】に英雄召喚しようと思います! 良いですよね♪ いざレッツゴー! 」  パジャマ姿の女の子がそう叫ぶと同時に俺の身体が輝き、宙に浮かぶ。 「俺、まだYesもNoも返事して無いんだけど! ちょっ、降ろせ! 降ろせってば! 」  そういうと女の子は 「夜更かしはお肌の敵なの♪ おやすみ~zzZ」  ベットに入り動かなくなってしまった…。 「ふざけんなよ! 」  こうして俺は異世界【ノア】に英雄として召喚されてしまった…。
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